未成年の生徒に対する考え方と、親御さんから頂くご質問に関してお答えいたします。
基本的に、小学生からお預かりしております。特にご留意頂く点はございません。
それ以下のお子様に関しましては、1時間のレッスンは困難ですし、集団行動での発育が好ましいように考えます。しかし、ご希望の場合、リトミックを交え唱歌でのレッスンが可能な場合もございますのでご相談下さい。
変声期というのは、一般的には無理をしないようにと言われますが、特に問題はございません。それどころかボイストレーニングは非常に良いと考えられます。
たとえば男の子の場合、肉体的な成長に伴い一気に声が低くなっていきます。そして、それによって二次的に心理的な不快感やストレスが発生します。
この二点が、変声期に伴う留意点です。
多くの場合、違和感から無理な出し方をしたりなどして嗄声、いわゆる枯れた声や、偏った音色、話し方のクセをつけてしまいます。
小学校で指導する音楽教諭からも、そのようなご質問をいただいたことがありますが、この時期のお子様たちはナーバスです。
ですから、”それが異常ではないこと”、そして”どのような発声が正しいか”。以上、二点を客観的、理論的に誘導できるプロの講師の存在は、お子様にとってプラスです。
プロのシンガーや俳優などの世界ではボイストレーニングは当然ですから、一般の方でもぜひご検討頂けるかと思います。
お子様の場合、特にお声をのびのびと使っていただくためのボイストレーニングで構成致します。内容自体は大人と変わりません。しかし指導方法は大きく異なります。
難しい理屈は不要です。しかしご興味を持っていただくようなお話も提供できなければ、小学生くらいのお子様の集中力は持ちません。
考え方は柔軟で無邪気ですから、正しい情報を提示してあげることでどんどん上達します。
ですから、どのようにして楽しんでいただくかを重視します。
どのような事が不安でしょうか?
たとえば障がいをもつ子が、お歌の練習をするために、富士から静岡まで初めて一人ででかけることができた。
そのようなありがたいお言葉を頂いたこともあります。
重要なのは、あくまでも本分を優先すべきということです。それは当校の方針でもあります。
ご家庭で、或いはお子様とよくご相談なさってください。
原則的に、Idolly Vocal Schoolでは親御さんの承諾がない限り、未成年者の入校を認めることはありません。
ご不明な点は、お気軽にお問い合わせください。
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