静岡ボイストレーニング教室Idolly Vocal School主催
2011.04.03 Japanese Monsters
出演番号9番 手をつなごう/絢香
インタビューと寸評はRead Moreからどうぞ。
ボイストレーニング講師インタビュー
──初出演です
不思議な感じですね。うん、なんか変な感じでした。
──緊張をしたということですか?
そうですね。緊張はとってもしました。歌っている時は、うーん、まあ、ちょっとづつ慣れてきたかなあ、なんて考えながら歌っていたんですけど。
──かなり緊張しているようには見えました
あはは、ほんとですか?(笑)でも歌っている時はすごく楽しかったですよ。そりゃあ、技術はまだまだだと思いますけど。
ただ、やる前は「なんであたし出演エントリーしたんだろう……やめればよかった」ってずっと思ってました。(笑)
──皆さんの歌はどうでしょう
ラストの方(No25)がすごく良かったです。私好みです。
──もう少し言うと?
可愛らしいですよね。見た目もそうですけど。それと声が特徴的じゃないですか。ちょっと(声が)太い?というか可愛いんだけど落ち着きもありますよね。すごく良い声です。
自分とは違うなあって思いましたし、歌とか曲と合っていました。
──参考になった部分もありました
そうですね。上位の方たちは当たり前だけどすごく上手かったです。
ボイストレーニング講師からのコメント
今回初出演の生徒さんです。
ご要望により芸術的な猫のスタンプがお顔に施されていますが、決して講師は絵が下手なわけではありません。
さて、絢香の歌です。
No10さんのお声は、まずすごく繊細で綺麗な音がでます。
しかし、たとえばボリューム感を出していこうとすると無理が生じ、逆にそれを放棄するとBGMのように主張のない歌声になってしまいます。
声質の良さを活かしつつ、いかにして展開を作っていくか。そういうところにボイストレーニングの課題がありました。
正直にいえば、かなり緊張が強くでました。その影響で声のブレがとめられなかったというのがあります。
しかし確かに声は細かったのですが、初めて出演した中での、いわゆる普段との声のギャップを強く認識している中では、よくやれたほうです。
それでは改めて要点を記しますが、緊張云々を差し置きまして重要なのは呼気です。
たとえばブレることに関しましては、演奏がおわるまでずっと続きました。
しかしながら、実は曲中の最高音付近では、短い時間ですが非常に伸びやかに、ブレることなく歌声が出ています。
これは、彼女が高音域に向いているということもありますが、音が高いがためにナチュラルな呼気が勢いよく出たからです。
他のフレーズではもう少しナーバスになっていましたので、無理に制御しようとして失敗していたと言えます。なぜなら彼女自身は呼気に対してのアプローチをみじんも考えていなかったからです。
ですから、最高音はたまたまでたと言えますし、いつでも出ると言えます。
唯一でなくなるとすればそれは、種明かしをしてしまったときです。たとえば、それは今です。
ボイストレーニング講師からのアドバイス
もちろん、いつでも安定してコントロールをする方法はあります。
それこそが、呼気によって声を成り立たせるというのはどういうことだろう?と体験するその先のことです。
つまり今回の出演をきっかけにそういう事を得ていけばいいのです。
そもそも今回、展開はもう一歩でしたが、もし仮にあの歌声で安定さえしていれば、評価は全く違う物になっていたでしょう。
それくらいの歌声を、ご本人は既にお持ちなのです。
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静岡県静岡市のボイストレーニング・ボーカル教室 Idolly Vocal School
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絢香さんの曲も結構歌うのが大変だったと思いますが、良かったですよ(*^_^*)初めての出演は緊張されたと思いますが、お疲れ様でしたm(_ _)m
Chanmoriこと森主でした(^o^)/
自分も初出演でした!!緊張しますよね!!
次回もお互い頑張りましょうね!!
自分は絢香昔ずっと聴いてたんで
歌う前に注目して聴こうと思ってました。
聴いてみたら上手で良いな~っと思いました!
これからもお互い良い歌が歌えるように
頑張りましょうね!