アニソングランプリオーディション
ANIMAXが主催する第5回全日本アニソングランプリの詳細。
合格者は2012年の新作アニメの主題歌にて、メジャーデビューとなります。
■条件:問わず
■形式:最終審査ライブオーディション形式
■対象:全国
■規模:10,000人~
■申し込み締め切り:5/31
■未成年:可(要保護者承諾)
■プロ:不可
第5回全日本アニソングランプリ
傾向やポイントはRead Moreからどうぞ。
※なお、本記事はボイストレーニング静岡・ボーカル教室のIdolly Vocal School講師が作成しております。
当該オーディションの関係者、或いはそういった類の情報ではないことを明記致します。
ANIMAX第5回全日本アニソングランプリとは
今回で5回目の開催となるオーディションです。アニメソングに的を絞ったオーディションですが、近年のアニメソングはポピュラーソングとそれほど大きく変わりません。
しかしプロモーションの意味では、アニメソングという少しコアな部分にスポットを当てているところが、単純明快かつ、参加者にとっても有益な点です。
また、明確にネットユーザー、特に動画サイトを利用するユーザーへ訴求する面がありますが、その点でも非常に熱意のある良いオーディションといえます。
特に、応募写真の撮影テクニック、録音方法を動画コンテンツによって解説するなど、最新かつ素晴らしい取り組みが行われています。
このような取り組みは、結果的にオーディションに参加したことのないようなライトユーザーにも波及する可能性があります。
ネットコンテンツの特徴として、気軽に参加できるという意味で双方にメリットがあるため、過去の参加者推移も含めてですが、今回は人数的にかなりの激戦になることが推測されます。
応募のポイント
お写真などを撮り慣れている、或いは撮られ慣れている参加者が多い傾向になると思われます。つまり応募写真の質が高いということです。
そのため、ある程度しっかりとお撮りになるほうがよろしいかと思います。少なくとも同者が提供するコンテンツは目を通す必要があります。
※一般のオーディションに応募する際にも役に立ちます
次に音源に関してです。
1次審査のデモ音源に関してはある程度、焦点は明確と思われます。
まず動画で解説をなさっていますから、アニメに限らずオーディションとして新しい才能の発掘を視野にしているのが一点、次に、それなりのクオリティで録音ができなければ通過しづらいというのが二点目です。
恐らくアニメというのは導入のきっかけに過ぎず、才能のある新人がほしいということでしょう。ですので一次審査はアニメソングでなくても良いということだと思います。
※現在コミュニティが発展しており、本当にアニソンに限るならそういったネットユーザー層の大部分は簡単な録音知識があると思われる
つまり、最低限の歌唱テクニックのポイントが押さえられており、なおかつ音源が悪く無ければ、アニメソング云々を問わず通過の可能性は十分あるといえます。お写真を撮る際も媚びる必要はありません。
また、審査段階が多く、あまり例を見ないようなものもありますから、場合によってはグランプリ以外の賞にも価値がでてくることも考えられます。
応募音源のポイント
なお、音源の録音方法なども記載されていますが、「オケと声のバランスがとれている」「ノイズやクリップなどしておらず聴きやすい事」、この辺の条件があれば安価な宅録環境でも通過することは十分可能と思われます。
というのも、あとは「歌の良し悪し」であり、よく陥りがちなプラグインでガチャガチャ音をいじったり、コーラスやエフェクトをかけたり…というのはほぼ無駄です。
私たちが審査をする時に、そのような要素は除外します。むしろ場合や人によっては、その行為に対してのメタ的な批判すら持ち得るかもしれません。
※もちろん逆に評価することもありえる
それをする時間があれば、1コーラスということで「頭の1フレーズ目にこそ最高の歌唱表現をする」「基礎技術の実現とその応用」という要素にこそ、集中すべきです。
ノイズだらけのラジオからきこえる歌ですら、心を打つことがあるかもしれません。つまり音質ではないのです。まして、エンジニアのオーディションではないでしょう。
ただし、マナーとして音質はそれなりに用意します。しかし、それだけあれば良いのです。
ボイストレーニング静岡・ボーカル教室Idolly Vocal School
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